私たちは、未来に責任を持ち、SDGsをベースにCO2排出量を減らします。ガラスから生まれた再資源化製品「シリカソイル」を活用した新規事業のご提案です
環境にやさしい、軽石のような新素材
「シリカソイル」とは?
シリカソイルは、ガラスをリサイクルして生まれる「軽石」のような素材です。環境の負荷が低いだけでなく、水や土壌の環境を浄化。当社のみの特許取得済の技術を用いることで、植物の生育を活性化する作用も付加されています。
POINTシリカソイルの導入は、太陽光パネルガラス処理の解決にもつながります。
特徴①ガラスをリサイクル。
環境にやさしい循環型素材です。
シリカソイルの原料は、ガラス。都道府県自治体および事業者から入手した廃ガラスを、再資源化装置「シリカソイルプラント」により粉砕し、添加剤を配合したうえで、高温の電気焼成炉で焼き上げて製造します。当社では、シリカソイルの製造販売に加え、シリカソイルを製造する再資源化装置の製造・販売も行っています。
特徴②無機肥料の役割を果たし、
収穫量を増加。
シリカソイルには、無機肥料として、イネ・小麦・トウモロコシといった世界の主要作物の生育を大幅に促進する力があります。シリカソイルからは、植物の成長に欠かせないシリカ(ケイ素を含んだ物質)が水に溶け出します。これは、当社のみの技術を用いた素材です。(特許取得済) 専門機関との実験により、土壌に混ぜるだけで、イネ科作物の収穫量を1.4~1.8倍も増加することが確認されています。
特徴③造園、農業、貯水資材…、
幅広い用途に適したマテリアルです。
シリカソイルは、農業、土木、雨水貯留などさまざまな分野で有効活用できる素材です。海外での展開も期待できます。
<活用例>
農業
食料自給率の向上
- 化学肥料からの脱却(温暖化対策)
- 園芸資材・土壌改良材
- ハイドロカルチャー(屋内園芸用土)
- 礫耕栽培
土木
土木工事に貢献
- 軽量盛土資材・排水地盤改良材等
雨水貯留
- 水が腐らない
- 貯留水の有効活用 肥料水・雑用水
海外
- 発展途上国の廃ガラスの処分問題
- 骨材としての砂不足
シリカソイルは4種類あります
それぞれに特徴や用途が備わっています。土壌改良や土木用資材、雨水貯留、パーフェクト肥料など用途に応じたシリカソイルを選ぶことで効果を発揮します。
仮称 | 比重 | 吸水率 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|---|---|
シリカソイルA (アグリ) |
0.3 - 0.5 | 30%以上 | 農業用超軽い 水に浮く |
土壌改良・無機肥料 主に畑、礫耕栽培などに使用 (農業) |
シリカソイルA2 (アグリ) |
0.3 - 0.5 | 15%以上 | 農業用超軽い 水に沈む |
土壌改良・無機肥料 主に畑、礫耕栽培などに使用 (農業) |
シリカソイルW (ウォーター) |
0.8 - 0.9 | 10%以上 | 雨水貯留など 水に沈む |
浄化素材・土木資材 雨水貯留・水質浄化暗渠排水など 土木中心(浄水、農業) |
シリカソイルP (パーフェクト) |
0.7 - 0.9 | 15%以上 沈下もある |
シリカソイル+鶏ふんを高温処理し担持 特徴・臭わない |
無機肥料 + 有機肥料N/P/K パーフェクト肥料、元肥・追肥に使用 (農業専用) |
シリカソイルの技術
シリカソイルは農業分野での展開を想定して、製造方法、植物への有効性について特許を取得しています。
商標も取得しており、製造・販売を進める際には「シリカソイル」と名称が活用できます。
今後も研究開発を通して新しい分野への展開を模索しており、技術を保護していく計画です。